平成22年(寅年)の花まつりの様子です。
前々回の記事で本薬師の様子を一部お伝えしましたが、そもそも本薬師とは何か?
本薬師は花まつり、灌仏会(かんぶつえ)ともいいます。
お釈迦様の誕生をお祝いする日です。
4月8日に行うお寺が多いですが、薬王寺は月遅れの5月8日です。
お釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いします。
なぜ、甘茶をかけるのか?
お釈迦様が誕生したときに、9頭の龍が天から現れ、甘露の雨を降り注いだといわれています。
甘茶を甘露に見立てて用いるようになりました。
甘茶とは?
ヤマアジサイの変種、アマチャという植物の葉を蒸してもみ、乾燥させたもので、砂糖の数百倍の甘みです。
花まつりの日にお飲みいただけます。
甘くておいしいので子ども達には好評です。
お釈迦様の像は通常、右手が「天」を指し、左手で「地を」指しますが、薬王寺のお釈迦様の右手は「天」ではなく「自身の頭」に向けています。
いつ、誰が、このようなお姿をお作りになったのか・・・
謎多きお釈迦様です。
祭礼日、時間などは「薬王寺円空仏像」のタイトル記事に載せてあります。
読んでいただきありがとうございます。😊
薬王寺(さいたま市見沼区)公認ブログ
薬王寺が好きでボランティアをしています。 円空仏像の拝観は祭礼日となりますので、遠方の方はなかなかお越しになれないと思います。 ブログで少しでもお伝え出来ればと思っています。 円空仏像に興味がある方、ボランティア募集中です。 (^^)人(^^)
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