薬王寺 昔の薬師堂

夕日に照らされた薬師堂と赤いもみじ、黄色のイチョウがキレイです。


写真を見ただけではウソでしょと思われるかも知れませんが、薬師堂は「朱色」でした。

6月に大宮郷土史研究会の方たちが薬師堂を調査されました。

蟇股(かえるまた)に、十二支が彫刻されています。
ひとつひとつのホコリを払い写真を撮ったのですが、日が直接あたらない場所なので、ハッキリと朱色が残っていました。

蟇股とは、梁(はり)や桁の上に置かれる輪郭が山形をした部材のことです。
実物を見ないとピンとこないと思いますが、日光東照宮の「眠猫」が知られています。


今は戸がサッシになっていますが、現総代が子どものとき、昭和29年頃は木の戸でした。
誰でも自由に出入りができ、円空仏像を転がして遊んでいたそうです。😱

まだ文化財に指定される前なので、ゆるい管理でした。

「罰当たりな」と思う方もいるかもしれませんが、円空さんは空の上で微笑んで見ていたのではと勝手に想像しています。



研究会の調査結果はまだですが、郷土史が出来たらお知らせしたいと思います。


祭礼日、時間などは「薬王寺円空仏像」のタイトル記事に載せてあります。

読んでいただきありがとうございます。😊




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薬王寺(さいたま市見沼区)公認ブログ

薬王寺が好きでボランティアをしています。 円空仏像の拝観は祭礼日となりますので、遠方の方はなかなかお越しになれないと思います。 ブログで少しでもお伝え出来ればと思っています。 円空仏像に興味がある方、ボランティア募集中です。 (^^)人(^^)